「未来予想図」
あっという間の30年というより、永かった30年と言った方が正解かもしれません。
20代の頃に今日を目指して活動していたのなら、それは凄い事かもしれませんが、
気がつけば30年が過ぎていたように思います。
30周年記念のために昔の名簿を探し当てながら、
懐かしい名前と当時を振り返ってみたりしていると、
アルバムの中に映っている子供達の無邪気な笑顔が透き通って見えてくるのです。
今はどうしているのかなあなんて思いながら・・・・一人笑いしている昨今であります。
人との出会いに支えられたからこそ今日があるのですが、
苦しかったぎりぎりの生活をやりながら、
なぜこんなにまで子供達のサッカーを続けているんだろうと思った時期もありましたが、
本音で向き合えるチビッコたちに、たくさんの勇気を授かったお陰で、
素晴らしいお父さんお母さんと出会うことができ、
何と言ってもあの小さくて可愛かった少年がクラブの指導者として君臨しているのですから、
当時に果たして、この「未来予想図」を考えていたんだろうか・・・・ふと考える時があります。
この30年を節目にチビッコサッカーを卒業しようと決めていた時に、
30数年来の親友でありますSSC監督山本さんが亡くなられる前に私は病床で、
山本さんの「未来予想図」を聞くことになりました。
「思うようにいかないのが人生なのかなあ」・・・・グランドに行きたい・・・
一歩踏み出してみようと決意を新にしました。
「2008年1月5日」 OBの皆さん、お母さんお父さんと確かな歩みの人生と、
挑戦する心を失わないように「新たな未来予想図」を構築したいと思いますので、
楽しみにしていますのでどうか宜しくお願い申し上げます。
サンクラブ 代表 横谷義信
|