5年生 トレーニングマッチ
書くつもりはなかったのですが、 5年生みんなの、一生懸命な姿に心動かされました。 交流戦で感じた事を書いておきたいと思います。
全体的に5年生のサッカースタイルは、 今までのサンクラブではないスタイルで 進んでいます。 (もちろん監督も理解されています。) 小学生大会ではそのスタイルを 実現させる為の練習時間が足りていませんでした。 (コーチ側も考えなければいけません。) しかし、全員練習量を増やす努力を行っているので 全日には必ず追いつくと信じています。
交流戦でレフェリーをしながら、全員の動きを 確認しましたが、そのスタイルを全員理解して 行動している事に驚きました。 あらけずりではありますが、そのスタイルを つらぬき通して下さい。
ゲームの合間でも、リュウシン・カンタを中心に 積極的にミーティングを行い、次につなげる努力は 素晴らしいです。 試合に参加できなかったショウタも応援にきて いました。ベンチで見るだけでも練習になります。 (ショウマもアルマも頑張っているようです。)
リフティングは足首だけのリフティングにとどまらず ・インサイドリフティング ・アウトサイドリフティング ・テニスボールでのリフティング ・ゴルフボールでのリフティング と、どんどん出来るようになってきています。 ここまで出来る学年は、今まで見たことがありません。
このような努力を続き通せば、最終目標である、 「ボールを止める・蹴る・運ぶ」を”頭で考える事なく” 自然と出来るようになります。それが出来るようになれば ゲーム中、ゲーム中ですよ! 「味方の位置」 「敵の位置」 「スペースの位置」 がもっと見えるようになり、3秒先の未来までもが 見えるようになってきます。自分達で2〜3作れるで あろう選択肢から、ベストプレーが選択出来るよう にもなると思いますよ! (ここまで来たら、TVゲームなどでは感じられない 楽しい世界に突入します!)
ゲーム中に気が付いたポイントです。
【守備時】 ZMメンバーは守備意識が高く、カバーリングも 出来るようになっていました。 ただ言える事は、1vs1で負けさえしなければ 攻撃が早くなるという事も覚えておいて下さい。 絶対に抜かれない工夫をしましょう!
【守備から攻撃の切り替え時】 ZMメンバーは切り替えは早くなっていました。 攻撃の為のボールを貰うベストポジションに早くつきましょう。 ココロが中盤を行っていましたが、動きすぎでした。 難しい判断になるんですが、動く時は動く、動かない時は 動かない。ベストポジションを見つけ、最短で移動しましょう。 (最近のココロの急成長はすごいです。なんでだろう?)
【攻撃時】 両サイドハーフ、サイドバックは逆サイドが見えていませんが それを補う声掛けが出来ていましたので逆サイド展開は 出来ています。トラップが浮き、パスが浮く事が全体的に 多い為、横パスが多く(パススピードも遅い)、 縦に入れるパスが少ないです。 又、トップは裏をとる動きが少なすぎでした。 これでは得点は少なくて当たり前です。 そして、忘れてはいけない事は パスに頼りすぎず、ドリブルで崩す事も必要だと いう事です。
【攻撃から守備の切り替え時】 ZMメンバーは切り替えは早くなっていました。 攻撃に失敗しても、すぐボールを奪い返しに いけています。奪え返せなくてもあれだけ早く 戻れば敵は攻撃のチャンスが少なくなります。 続けましょう! 得点されなければ、勝つチャンスは増えます。
保護者のみなさん、 今日も応援ありがとうございました。
石本コーチ |