伊勢合宿

５月３日から恒例の春合宿。この時期は日差しが強烈な

イメージがあるのですが、今回は曇空。風も程よく、

サッカーには上々のコンディションでした。

初日の明け方はかなり冷え込みましたが…。

初日午後はゲームを中心とした練習。蹴りやすい芝生の

グランドで皆、キック力がついたと思います。

二日目は個性のある地元チームさんと交流戦をさせて

いただきました。

以下、今回は主に見させてもらった３年生について

コメントします。

トウマ。

攻撃でも守備でもポジショニングがわかってきました。

ゴール前でのチャンスをしっかり得点に結びつけるところは

ストライカーとしてのセンスを感じます。

カイシ。

スピードに乗ったドリブルに手を焼いていた場面が何度か

ありましたが、体を張ったプレーで相手のシュートを防いで

いました。3年生ながらサッカーへの取り組み姿勢には

関心します。

ハルヤ。

少し迷いながらプレーをしていましたが、普段何も考えて

なさそうなプレーからは成長がうかがえます。

また、足の裏を使ったドリブルで使って、ゴール前での

チャンスを作っていました。

シン。

しつこくボールを追いかけ、相手にプレッシャーを与えて

いました。また、攻撃では思い切ったシュートとが

ことごとく決まっていました。

ハルミチ。

おとなしいイメージがあったのですが、試合中は激しい

プレッシングを行い相手のキーマンからボールを強引に

奪っていました。極端にボール近くに固まらず、

離れてパスを受けることもできていました。

リョウスケ。

試合では持ち前のテクニックでチャンスを作り、何度も

ゴールネットを揺らしていました。チームメンバーはリョウスケ

のテクニックやられまいと体を張るようになってきたのも

彼のおかげ。

更なるレベルアップを期待します。

リョウタ。

教えたことをすぐに吸収し、実践できるところに彼の

伸びしろを感じました。キックのレベルがかなり上がった

のではないかと思います。３年生の試合はボールだけを

ひたすら追いかける団子状態で、パスを回してくる相手

には歯が立ちませんでした。

しかし、今のドリブルだけのサッカーではなく、

自分たちがパスも使えるようになれば、このような相手

にも対応で出来ると考えています。

３日間でしたが数か月分の練習ができた子もいたのでは

ないでしょうか。

「どうしたら○○できるのか」

「こんなときどうするの」

といった普段の練習ではあまり言ってこない子達

もサッカーに打ち込んでいたので教え甲斐もありました。

いろんな可能性があり、これから本当に楽しみです。

わずかな期間ですが、合宿に参加した全ての子供たち

について、食事や自由時間での行動、下級生・上級生

への接し方など「この子にはこんな一面があったのか」と

いろいろ知ることができた、楽しい合宿でした。

お疲れ様でした。

文吾コーチ