サンクラブ社会人試合結果(大阪2部リーグD 2016年度
第3節)
昨日の試合VS泉陽クラブは3-0(1-0)で勝利しました。
GK 橘内
DF 小堀
ヤス
玉田
MF 真吾 朋樹
良城 ノブ(公志)(文吾)
FW 航大
シュン(ミー) マー
昼間の猛暑から一転、夕立の後の気温も少し下がった中
での試合でした。
開始早々からサンがペースを握りチャンスを作りますが、
15分に左サイド抜け出したノブに相手の悪質なアフターでの
スライディングで負傷交代。前試合でのMVPがいなくなり
プランが崩れ、急遽、ミスターサンクラブ公志が入ります。
それでも全員集中し、25分に玉田が自陣左サイドからのFKで
相手DFラインの裏に絶妙に通し、キーパーも出られず、
抜け出したシュンが落ち着いて蹴り込み先制。追加点は
奪えず前半終了。
後半、相手も集中し直して入ってきますが、サンも押し
返します。15分航大の左CKからゴール前で競り合いの中から
ボールがこぼれ玉田の前に、これを豪快に蹴り込み追加点。
相手は逆転を狙い、ボールを繋ぎながら更に攻め込んで
きますが、耐え凌ぎます。ここで、前線で走り回っていた
公志に代え、無尽蔵のスタミナを持つ文吾が入り体を張り
プレスを掛けます。
そしてダメ押しの3点目を奪います。中盤良城のパスを
マーが航大に繋ぎ、1人でドリブルで運び1人交わして
左足を振り抜きゴール。
ラスト5分で体力を使い切ったシュンに代え、この日は
アクシデントのことも考え、最後までベンチで準備を
してくれたミーを投入し、DFラインに最後までプレッシャーを
かけ続け楽にさせませんでした。
守っても今シーズン初の無失点で素晴らしい試合でした。
橘内、裏に抜けたボールを全てカバーし、ハイボールも
落ち着いて処理、打たれたシュートも完全にストップ。
ヤス、最後の砦として気合の入ったスピードのある
カバーリングと体の強さで競り合いに負けず、後ろからの
ロングフィードで形勢を一気に変えた。
玉田、フィールド全体のバランスを見ながらボランチなどに
正確に指示を出し、左サイド中心にカバーリング、高さで
全てのボールを跳ね返した。またいい時間帯で豪快な
2点目を決め込んだ。
小堀、ヘディングで決して負けず、スピードや体の柔軟性を
生かした粘り強さで相手FWを自由にさせなかった。マークの
受け渡しにも的確に対応し、中盤の選手に指示も出しながら
バランスを取るのに一役買った。
良城、朋樹の前の中盤のスペースを走り回って埋め、
入れ替わる相手を見極めフリーな選手に常にマークに
付きにいった。ボールを奪った後の駆け上がりもサボらず。
ボールカット能力、運動量はチームNo. 1。
真吾、激しい上下運動、前にボールを運ぶドリブル、球際の
強さで右サイドを制圧。サイド攻撃を未然に防ぎ、走り負ける
ことなく、最後まで足が止まらなかった。
マー、最近はチームのことを考え途中出場が多かったが、
この日はフル出場し、途中ポジションが変わりながらもしっかり
役割をやり遂げ、さすがの責任感でチームに安定感を
もたらした。
ノブ、この日も調子が良くやってくれそうな予感だったが、
悪質なプレーにて負傷交代。次節までに完治することを祈る。
公志、急遽の出場だったが、サンクラブのサッカーを知り
尽くしており、前線からのプレスや、ロングパスに反応し
続けた。攻めては相手DFからボールを奪い独走からシュート
を放つがGKのスーパーセーブで惜しくも得点ならず。
文吾、普段はDFラインでの出場が多いが、この日は前線で
体を張り、途中出場から走り回る難しさも問題なしで、
チーム全員に勇気を与えた。
航大、徐々にチームのサッカー、ポジションに慣れてきており、
粘り強いディフェンスからタメを作ったり、散らしたり、更には
個人技から得点を決めるなどさすがのセンス。
シュン、試合前から乗っており、前半早々から得点の匂いが
していた。最前線で体を張りボールをキープするだけでなく、
再三の裏へのボールに反応し、有言実行の得点。
最後まで走りきり、お役御免。
ミー、この日はチームの為に出場時間が限られながらも、
さすがのプレスの掛け方で、落ち込んだ最前線の運動量を
取り戻させ、守備一辺倒にならずに済んだ。
最後に、この日は佐久田を中心にいつにも増してベンチからの
声がよく聞こえ、指示だけでなく、一つひとつのプレーを褒める
などフィールド内の選手を常に励ましており、チーム全員で
掴んだ勝利でした。
泉陽クラブには過去一度も勝利がなかったとのことで、
まさに歴史的勝利でした。
朋樹
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