「やっぱり卒団おめでとう」

平野小　　5年　　峯　遼真

　今日、とうとう6年生が卒団しました。ぼくは、2年生の

時から練習や試合に参加させてもらいました。

試合中ぼくのミスで失点してしまった事も多くありました。

でもそんな時は、はげましの言葉をかけてくれたので

とてもうれしかったし、次頑張ろうと思うことができました。

6年生は試合や練習以外でも、ぼくにやさしくして

くれました。だから試合で負けてくやし涙を流した後も

前を向いて、またサッカーに取り組むことができました。

　かんとくや、コーチが卒団式で「卒団おめでとう」と

言っていましたが、ぼくはそう思いません。なぜなら、

まだもっといっしょにサッカーをしたかったし、もっと色々

教えてほしい気持ちがとても強かったからです。

卒団式に招待してくれてありがとうございました。

こんなことを言うのは淋しいけど・・・・・

「ご卒団おめでとうございます」。

　6年生との思い出が一杯詰まっている遼真君ですが、

一緒に卒業するのは本人も困ることでしょう「笑」。

6年生のお母さん方の計らいで同じ席に座ることに

なったのが、創立以来初めてのことです。それほど

6年生の中に溶け込んでいた証拠だと思っているの

です。試合中には6年生を「呼び捨て」にできる

子どもならではの特権でした。遼馬が6年の試合に

居ない時は殆どなく、ベンチからの声出しでいつも

元気をもらっていたものです。全日大会での最終日での

敗戦での泣いている姿は、5年生じゃなかったですね。

これからは、新6年生となってみんなを引っ張って

行かなくてはならないのですが、この1年間で

得ることが出来た「優しさと逞しさ」の仲間意識を

大切にサッカー道に邁進して欲しいなと思います。

監督　横谷義信