「仲間の大切さ」
僕にとっていろんな想いのつまった大会があります。
それは「知事杯」です。この大会では二つの大切なことを学びました。
一つ目は、支えてもらっている人達がいるということです。
1試合目は全員が気持ちが入っていなかった。
悪い方の意味で緊張がなかったと思います。その結果、
力を出し切れず負けてしまいました。その後、1時間程の監督の
話がありました。その中で忘れられないのが、家に帰ったら両親が
むかえてくれ、試合の時は応援にかけつけてくれるコーチの方、
いつでもまだ子供の自分達を支えてくれている人達がいるんだと
いうことを学びました。
二つ目は仲間の大切さです。1試合目点を決められ、
くやしくて泣いているGKの源水を見て声をかけられませんでした。
次の日の試合では全員がつながった試合だったと思います。
試合は1対1でPK戦にもつれこみました。3人制のPKで、
1番目のキッカーに自分は選ばれました。でも、1番目に選ばれて
うれしいはずなのに、プレッシャーなどで正直とても怖かったです。
そして大きく的を外してしまい敗北をきっしました。
その後自分をふくめてみんなが泣いていました。
なのに、みんなが自分に声をかけてくれて、その中には源水もいました。
とても悔しいはずなのに、どこかうれしい気持ちになりました。
それと同時にどうしてあの時源水に声をかけられなかったのだろうと、
とても悔いがありました。
今、自分があるのはうれしいことも辛いことも共にした仲間の
おかげです。これからも今の仲間、そして、これから出来る仲間も
大切にしていきたいです。
平野小学校 卒 丸本 岳
恐らく岳が初めて経験した、友情と言うドラマだったように思います。
良い話を聞かせてくれました。君達の中央での全ての試合には、
緊張と言うより普段から同じような立場にたっての経験がなさ過ぎたと
言うことに他ならないのです。だから、この経験はきっとこれから
生きていく上で、必ず役に立つことが出来る日がやってくると思うのです。
今だから言えるけれど・・・PK戦でゴールできなかったから、
逆に友達を思う気持ちを知ることができたのかも知れないですね。
岳は、「空手」と言う心と技を鍛えるスポーツにも卓越してきたのだから、
人一倍に自分に厳しいのかもと思っています。
楽しいサッカーにあこがれて、友達と一緒の世界に足を踏み入れて
みたかったことが実現できて、良い方向えと立ち向かって行って
ほしいなと思っています。たまには思い切り遊び心でサッカーを
楽しんでくださいね。
10年後はどんなスポーツをしているでしょうね・・・?
たくさんの思い出をありがとうございました。
監督 横谷義信
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