サンクラブ社会人試合結果(大阪リーグ 2014年度3部Aブロック 第5節)
本日の大阪リーグ第5節、対パナソニック戦は3-1(1-1)で勝ちました。
11月下旬ながら半袖でも過ごせるような暖かい中、相手はこれまで
リーグ全勝中の強豪。サンはけが人や不調なメンバ含め満身創痍の
中11人ぎりぎりでした逆転で勝つことができました。
FW ノブ 本田 春樹
MF 公志 朋樹 良城 マー
DF 前野 佐久田 文吾
GK 橘内
前半開始より相手がスピードあるサイドを使ってサンのゴールに迫ります。
右サイドはマーが相手の攻撃チャンスをことごとくインタセプトし、
後ろも文吾が落ち着いて対処して、逆にカウンターチャンスを作ります。
左サイドは、早い相手に公志は飛び込まず下がり目で対処し、
突破されても最後は前野が身体を張ってセンタリングを上げさせません。
中央は、良城と朋樹がお互いバランスをとり豊富な運動量相手を
自由にさせず、要所要所で相手攻撃を摘み取り、
さらに攻撃の起点になります。
CB佐久田は常に声をだしてMFDF陣に指示を出し集中を
途切れさせません。そして、裏に抜けたボールも落ち着いて対処します。
GK橘内はDFを越えてきたロングボールに落ち着いて対処し、
正確なロングフィードで攻撃の起点にもなります。
やはりいるだけで後ろに安心感がでます。
徐々にサンも本田を中心に春樹とノブが上手く連携しチャンスを
作りますが、相手のカウンターで先制されてしまいます。
前半10分、サンのCKをカットされ左サイドのロングボールに文吾が
頭でサイドにクリアするも、DF陣が戻り切る前に早いリスタート。
ゴール前でDFに2枚付くも上手く反転されGKの逆を突く
シュートで先制されてしまいます。
先制されましたが、攻撃陣が奮起し、サンが立て続けに
決定機を作ります。前半15分、中央ノブの縦パスに春樹が
DFと競り合いながら足をのばしシュート。
クロスバーにはじかれますが、これを機に反撃ののろしを上げます。
この後ルーズボールを朋樹が競り勝ち、駆け上がった文吾からの
絶妙なセンタリングにノブが頭で合わせるもわずかに枠外へ。
前半20分、本田が、春樹とのワンツーで抜け出しGKを1対1の形を
作りますがGKが素早く反応しはじきだされてしまいます。
何度か決定機を決め切れない中、ようやくノブが決めてくれます。
前半25分、GK橘内からのロングフィードに、春樹が頭で流した
ボールはDFにはねかえされるも、そのルーズボールをノブが
ペナルティエリア外でしたが豪快に突き刺し同点ゴール!
決まり方も素晴らしく、これでサンに勢いがつきます。
その後もサンが押し気味で前半終了。
後半、勝ちにいくことを確認して試合再開。
後半直後から、サンは、春樹、良城、マーの右サイドをから
攻撃を仕掛けます。
後半5分、右サイド相手陣内中央付近で得たFK。佐久田が
ドライブ気味に上げたボールを朋樹がダイレクトボレーシュート!
競り合いで流れてきた難しボールでしたが相手も黙らせる
見事なゴールで逆転に成功します。
後半10分、右サイドマーからのクロスに朋樹が折り返し、
本田がゴール前混戦でしたがフリーでシュートも枠をとらえられず。
昇格のためにも負けられない相手も、前線に交代メンバを投入し、
人数も増やして攻撃を厚くします。
さらに前半より厳しいチェックにさらされてきたノブが一時退場と
悪い状況が重ますが、サンも集中してこれを迎え撃ちます。
今日のサンのDFは平均40歳を超えていました(笑)が
声を掛け合い連携して相手の攻撃をはじきかえます。
相手右サイドのスピードスターには公志、朋樹、前野が
人数をかけて連携して守り、相手を自由にさせません。
しかし後半決定的なチャンスを作られます。
後半15分、相手左サイドアーリークロスが右サイドに流れ、
(私が戻り切れず)右サイドからゴールエリアに侵入され
絶体絶命のピンチ。決定的なシュートを文吾が身体で止めるも
ルーズボールは相手へ。飛び込むGKのコースを避けようと
浮かしたシュートは枠外へ。相手のミスにも助けられ事なきを得ます。
後半20分、ピンチの後のチャンス。左サイド得たFKをノブがライナーで
ゴール前へ。本田が頭で突き刺しゴール!3度目の正直でしたが、
しっかり決めてくれます。
この後、一進一退の攻防。負けられない相手は、なりふり構わず
分厚い攻撃を仕掛けるもサンは落ち着いて対処しカウンターで
攻撃します。サンが何度かチャンスを迎えるも決め切れず。
しかし、最後まで落ち着いて試合を運びこのまま終了のホイッスル。
前日まで人数も厳しい状態で、メンバー的にも半分がアラフォーの
ベテランと厳しい状態でしたが、中堅若手が献身的に走ってくれた
おかげで快勝できました。試合後の汗と砂まみれのユニフォームが
頼もしかったです。
2戦残し、昇格は他力本願の厳しい状態ですが、最後まであきらめずに
一戦一戦大事に戦っていきましょう。お疲れ様でした。
吉村公志
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