プリメーラ・リーグを終えて

クラブとして初めて挑んだ１年生２年生のリーグ戦に参加したのには、

理由がありました。子供たちがサッカーと出会った動機は、千差万別ですが、

子ども達にとって私達が最初のコーチだと言うことなんです。

もう直ぐ２年生になるのに〜もう直ぐ３年生になるのに〜サッカーボールに

馴染んでない子供達の集団のような気がしてなりませんでした。

手始めにボールリフティングで互いに競争をさせてみようと考えたのですが、

三か月たっても競うこともなく、楽しむこともない日々が続きました。

長いサッカー指導生活の中で初めての経験でした。

遊ぶところがないのかも・・・・・？楽しいと言えるきっかけを作るために、

今回のプリメーラリーグに参戦することで、サッカーの本当の面白いところを

感じてくれないかなあ〜そんな気持ちで挑んでみました。

下手をすれば、逆効果になることも考えてみましたが、

それは、試合慣れしているチームが殆どなのに対して、未経験に近い

サンクラブの子ども達が本当に楽しめるのか・・？

サッカーが嫌になってしまわないか？ルールを自分なりに感じ取って

くれないかなあ〜サッカーボールに遊ばれている毎日から少しでも

脱皮できることを期待して参戦しました。

各学年の成績は、１年生は信じられない準優勝でした。２年生は最後に

１勝できて勝利の味を初めて味会うことが出来て良かったんじゃないかなあ〜と

思っています。３年生も予想以上の頑張りで、準優勝でした。

今回担当して頂いた、吉村公志、文吾コーチ、の子ども達の行動分析と

これからの課題を上げて頂きましたが、本当に良く子ども達を観察されているなと

感じています。安田コーチは、自身の子供の頃を頭に浮かべながらの

子ども達とのコミュニケーションを大切にされているところは、

観ていて特に微笑ましく感じています。そして、コメントには子ども達が

上手くなって欲しいという期待と情熱が一杯でした。

寒い中でしたが、ご苦労様でした。

２年生の成績が７位と言うことで、奮わなかったですが、

ドリブル主体で頼もしく感じていると文吾コーチからの期待が込められた話を

聞くことが出来て、非常に楽しみにしています。

三週に渡って引率と応援に来て頂きました保護者の皆様には、

このプリメーラリーグでの子ども達のプレーぶりを決して忘れないで下さい。

三年後を楽しみに！

主催して頂いたフジタの皆様及び、レフェリーを担当して頂いた

６年生の君たちには、本当にありがとう！

の言葉を添えさせていただきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　監督　横谷義信