高校サッカー・橘　VS　立宇治

　晴天の中で行われるはずだったのに、試合開始前に突然の雨風が・・・。

両校のユニホームがエンジ色なので、練習している風景を観ても

解らなかったのですが、ホイッスルと同時に突っ込んでいく弾丸ボーイが

目に入った瞬間でした・・・・上羽君でした「笑」。

白のユニホームが立宇治と分かったのですが？・・・・それにしても何年が

過ぎても走り方を観るだけで一目瞭然でした。

前半の入り方は、立宇治の方が上手く機能していたようでした。

前半に完璧に立宇治のバック陣を切り崩した橘の絶好のチャンスも、

トリッキーなグランドに逆らうことが出来なかったようでした。

お互いの中盤の攻守が厳しくて、決定機の瞬間が少なく、ハーフタイムでの

各自のポジションの確認とこの試合のコンセプトを話し合っていたのが

橘高校だったと思います。立宇治の戦い方が少し変わったのは後半開始の

直後にバックラインを上げ過ぎている感があり、そこを見逃さない橘の林君に

裏を鋭くえぐられて、小屋松君に先取点を奪われてしまいました。

ゴールキーパーの位置取りが少しおかしいなあと感じたのですが、

それからも再三キーパーの位置取りが、バック陣との間で噛み合わず、

３点目の宮吉君のロングのグランダーシュートが右隅にゴールした瞬間は、

少しあっけにとられてしまったのですが？かなり緊張していたようでした。

しかしながら、後半の橘の攻めには余裕が感じられました。

１失点はしましたが、安定した守備を崩すまでには至らなかったようでした。

上羽君、藤田君、今日までやれることを全て出しつくせたことと思います。

ご苦労様でした。

京都橘　　３−１　　立命館宇治

次戦は、決勝進出を掛けての東山戦ですが、事実上の決勝戦と言っても

良い試合になるかと思っています。橘には河合亮介君がいるので、

皆で応援に行きたいと思います。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　監督　横谷義信