コンフェデ・イタリア戦

何と言う試合・・？

中二日のイタリアに取っては、不利には違いないのだが直接の原因とは

言いにくい。幸運なPKを得て２点リードした時点で、この試合は負けはないと

思いました。しかし、前半の終盤でのイタリアのリスタートコーナーキックでの得点は、

あまりにも不注意だと感じた。この時に追いつかれる予感がしてしまったのですが、

その通りになってしまった。

ザックの不思議な采配交代劇が最近続いているのにも関わらず、またもや

ハーフナーが前田との交代選手として出てきたときは・・？結局最後まで、

ハーフナーの高さを生かした反撃が一度も見ることなく終わってしまったことに

疑問が残ってしまった。本番まで乾を使わない作戦なのかも・・？

ロスタイムでの中村の交代は勝っているチームが行うべき交代劇であって、

もっと早く中村をピッチに送るべきではないかと思う。勝ちをプレゼントしてくれたと

言っても過言ではないくらいイタリアのイレブンは銚子落ちの上、運がなかったのに、

それでも勝ってしまうイタリアは、やっぱり底力があるのでしょう。

せっかく、素晴らしい試合展開をもたらしている時に、内田との交代で酒井を

投入した時に思ったのですが、ザックは、やはり攻撃中心の考えから

脱皮できていないと思う。今日の遠藤は３４歳とは思えない前でのプレーが

実に上手く嵌っていたので、驚いています。

メキシコ戦は妙味はないのですが、是非とも乾の投入を観てみたいものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　監督　横谷義信