サクラ・カップ 総評
予選リーグは、のらりくらりの動きでも、どうにか1位通過の結果を残しはしたものの、
簡単に先取点を許してしまうので、体力的にもきつかった初日を逆転の勝利に
結びつけた前半の2試合は、底力での勝利だったと感じています。
初戦の太陽南塚戦は本当によく勝てたなと言う内容でした。最終戦の西脇戦に
引き分けさえすれば1位通過だったので気分的に楽だったかも知れないのですが、
負ける公算の方を強く感じていた。しかし、それを救ったのが、後半にトップに
生まれて初めて抜擢した、隆斗でした。実に上手く体を回転させながら、
相手の裏を取るプレーは値千金のポジション取りにつながり、頑張りからついに
PKを誘うことになり、そのPKを、なぜか永田が決めるのでした。
翌日の決勝トーナメントは、ゆっくりと休めた効果が、きっと好結果を
もたらしてくれると思っていました。初戦の五色は東淀川を6−3と撃破した、
攻撃型のチームだったので、三家本と隆斗がいかに相手の読みに負けないかが
ポイントと考えていましたが、考えすぎでした。一晩寝るとこんなに動きが
違ってくるのかと思うぐらい、予選リーグで18点をもぎ取っている五色のシュートを
前半0に抑える好発進でした。攻撃に冴えが出てきて時間の問題かなと思うほど、
昨日とは見違えるほどのサッカーを展開! そして、後半の5分にコーナーキックから
鮮やかな財満のヘッディングシュートが決まりました。その後も永田のしぶとい
粘りから2点目をゲット! あれだけ素晴らしい攻撃を繰り広げていた
五色のサッカーを完全に封じた試合でした。
準決勝の長洲戦では、残念ながら動きが完全に止まってしまいました。
0−1の負けで3位決定戦にまわり、デイアブロッサ高田との試合では、
最後の力を振り絞ってくれましたが、徹底的な三家本のシュートが天高く飛んで
行った瞬間に、勝ちに見放されているなと感じました。0−0のPK戦に突入しましたが、
負けという結果に終わってしまいました。芝生上での二日間の6試合を戦い抜いた
12人には大変良い経験になったかと思っています。色んなことでお世話頂いた、
財満さん永田さんにはお礼を申し上げます。ありがとうございました。
そして、上富田まで応援にかけつけて頂いたお母さんお父さん、お疲れ様でした。
子ども達のコーチングを全て指導していただきました財満コーチ、そして、
五色戦の采配ぶりに感動しました。お疲れ様でした。
そして・・・・ありがとうございました。
監督 横谷義信
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