「ぼくのサッカー感」
平野小学校 卒 堂前 陸
正直言って、1年生、2年生の時は、サッカーを全然好きじゃなかったです。
ただボールをければいいスポーツだとも思っていました。でもそれは、
僕がサッカーを知らないからだったんだと、6年生になってから分かりました。
練習するとどんどん上手になって行くのが面白くて、毎日サッカーのとりこに
なっていました。でも、ただ練習しているだけではだめで、サッカーにはもう一つ
必要なことがあります。それは、「勉強」です。だから僕は、サッカーの試合を見たり、
本を読んだりして勉強しました。そうするとさらにサッカーが楽しくなりました。
でも、僕は受験で大好きなサッカーを中断しないといけなくなり、サンクラブを
一度やめました。本当はやめたくなかったんだけど、ある試合を思い出して
決心しました。その、ある試合とは、スポ少の近畿予選でした。その日、
僕はいつも通り試合に出ていました。でも、いつもと違いました。自分の思うように
体が動きませんでした。プレーに集中できなくて、ミスばかりしました。
僕はこれが悔しくて悔しくて・・・・・「家に入ると泣き続けました」。
自分で「チームにめいわくをかけている」と気付きました。
だから、やめました。
クラブをやめてからも、ホームページは必ず見ました。リフティングの練習もしました。
また戻ってきたときにめいわくをかけたくなかったからです。そして、クラブに戻ると、
監督、コーチ友達が暖かく迎えてくれました。
その時、やっぱりサンクラブで良かったと思いました。
今まで指導して下さった監督、本当にありがとうございます。また、
サンクラブに帰ってきて、今までの恩返しをしたいと思います。
陸! 感想文ありがとう。色々なことが重なった小学校6年生の1年間でしたね。
卒業して4か月もすると、これからのことの方が大切なんだときっと思っているはずです。
誰もが経験できない辛くて悲しい1年間だったかも知れないですが、陸には
自分の力を再生しようとする思いがある間は、どんどん上を目指せることを
忘れないで欲しいですね!それから、これから生きていく上で、君には厳しいことを
言わなければなりません。自分の抱える問題や困難を他人のせいにしやすいものです。
そうすることで、その場は自分が楽になるのですが、結局は一時しのぎです。
陸の人生の全てを受け入れる勇気を持つことが出来る人間に成長して欲しいなあと
思っています。ちょっと難しくて解らないと思うけど、
大人になったら読み返してください「笑」。
お母さんが君に与えた試練は、決して無駄にしないようにね!
友達は「宝」だよ!・・・・悩んだら殿二小においで・・・・。
監督 横谷義信
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