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SUN CLUB

 

「サンクラブのチームの思いやり」

 

殿二小6年卒   北風湧希

 

 ぼくの思い出で、楽しかったことは、いっぱいあります。その中ですごく

印象深いのは、みんなで楽しくサッカーしたことです。なぜなら、

サッカーをしているときに、コーチや監督がハンドしてラグビーになったり、

誰かがドリブルしていたら、ドリブルしている人を手で押したり、キックオフの時に

足で始めずに手で持って、ラグビーになったり、ゴールキックなのに、コーナーキック

になったりして「せこいやん」とか言って、笑っていたことが、いつのまにか、

サッカーをさらに楽しませてくれた思い出です。

思い出は、苦しいこともありました。例えば、合宿で朝から「ぜんそく」になっていて、

朝ご飯の時に、食べたものを全てもどして、けっきょく何も食べませんでした。

それから、水族館に行って、みんなは水族館を見学していました。そのとき、

ぼくは、監督やコーチに「バスで寝るか?水族館のベンチで寝る?」どっちがいい?

って聞かれて、水族館のベンチで寝る・・と言いました。なぜなら、バスで寝たら

酔うからです。そして、ベンチで寝ていました。何時間か寝て、めざめたとき、

すごく寒かったししんどかった。でも、眠たくなかった。

まず、「寒い」と監督にふるえながらいいました。すると、日の当たるところに

行っておいでと言われたので、日の当たるとこで何かの動物を見ていました。

水族館の見学が終わりバスに乗るときに、みんなに「大丈夫か」って言われて、

ぼくは、「一応。大丈夫」と答えました。「大丈夫か」と聞かれたおかげで、

次の日には、ぜんそくは治っていました。これも、チームの人、監督、コーチの

おかげだなあと思いました。

みんな、ありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。

 

 

北風君にとって「ぜんそく」との戦いがあるにも関わらず、合宿に参加して

くれましたね。低学年の時は、何も知らずに参加しての発熱から、

ぜんそくを発症したときは、本当にかわいそうだなと思いましたが、

試合にも出ることができたときは、安心したものですが、食事は殆ど食べられ

なかった記憶があるのですが、最後の伊勢合宿によく参加してくれましたね。

同じことが予想できるとわかっていても、みなとの共有を優先していただいた

ご両親に感謝いたします。

みなが、北風君のもっとも得意とするプレーと言えば、「ヘデイング」と

言ってくれるぐらい得意なプレーがあるので、これは、きっと君の武器

となることでしょう。中学で磨いてほしいなと思います。

 

それから、卒団のときの「AKB48」 可愛かったよ!

夢に出てくるから始末が悪い「笑」・・・・・・。

 

楽しくて苦しかった思い出、ありがとうございました。

 

                           監督 横谷義信