ウインターカップ決勝トーナメント結果
予報によればかなり冷え込むとのことでしたが、心配された風も
ほとんどなく、穏やかな日差しの中、決勝トーナメントが開催
されました。
結果は残念ながら1回戦敗退となりましたが、敗戦から学ぶことの
方が多いので、選手達はさらに上を目指して頑張ってほしいと
思います。
朝早くから応援に駆けつけていただいた保護者のみなさん、どうも
ありがとうございました。
【決勝トーナメント1回戦】
枚方サンクラブAC 0(0−1 0−0)1 ミュートス
[メンバー]
GK 岸本
DF 上野 小場
MF 橋本(曽田) 廣岡 財満 長谷川
FW 松岡
[総評]
昨日の練習で、「ボールは持たれてもいいので、シュートを打たれない
ように距離感を保つ。」メニューをやりましたが、唯一の失点は、
フリーでボールを持った相手を寄せ切れなかったため、ミドルレンジ
から簡単にシュートを打たれて喫したものです。
練習でやったことができなかったという点でしっかりと反省しなければ
なりません。
また今朝のウオーミングアップでは、ルーズボールに対して、一番近い
身体のどこかで、とにかく先に触るメニューをやりましたが、ゲームでは
浮き玉のルーズボールを、恐怖感からか頭や胸で触るのを意図的に避け、
足先だけを出して、みすみす相手ボールにする場面が目立ちました。
空中で身体をぶつけ合うメニューをやったにも拘わらず、相手の突破に
対して、これも恐怖感からか、足だけ出して簡単に抜かれる、いわゆる
アリバイ作りの守備も目立ちました。
技術を身につけるには、たゆまぬ努力と時間が掛かりますが、「何が何でも
マイボールにする、何が何でも相手を止める。」、こういう気持ちの部分は
今すぐにでも変えていけるはずです。
試合後、監督とも話しましたが、「5−0や6−0で負けているなら諦めも
付くが、たった1点、俺が何とかしてやるという選手が誰も出てこなかった
ことがとても残念だ。」と。
ASの試合で、GKの大弥が大柄な選手の突破を怖がることなく身体ごと
ぶつかっていった場面や、菊池君や迫君が、頭から身体全体でボールを
奪いにいった場面を、ACの選手にも真似てほしいと思います。
ゲームで、「チームのために身体を張れない選手」「相手との接触を嫌がる
選手」「足でしかボールを触れない選手」は、少々ボール扱いが上手でも
次からはメンバーから外れてもらうことにします。
最後に今日負けた最大の理由は、技術不足であるということを肝に銘じて
ほしいと思います。
予選リーグでは何とか誤魔化すことができても、上のレベルでは、メンバー
全員が、ボールを「止める」「蹴る」「運ぶ」技術を持ち合わせていなければ
勝ち進むことはできません。
ベスト4に残ったチームで、ゲーム中に、蹴った後、「ゴメン」と言ってる
選手はいません。もちろん空振りはありませんし、「行き先はボールに聞いて
くれ。」という選手もいません。
味方がピンチなのに、ちんたらジョキングで戻ってくる選手はいるはずも
ありません。
ボールが止められない、蹴れない、運べないから、とりあえず前方に蹴って
おくサッカーから、早く卒業しましょう。
落ち着いて繋ぐサッカーができるようになりましょう。
できない選手は、とにかく人の2倍・3倍、退屈な練習を積み重ねてください。
ボールが出てから走るのではなく、次の展開、次の次の展開を予測して動ける
選手になりましょう。
身体は疲れるが頭は疲れません。常に頭を働かせる、相手と駆け引きできる
選手になってください。
次の練習、次のゲームに期待しています。
[フレンドリーマッチ]
枚方サンクラブAC 0(0−0 0−0)0 Tフジタ枚方
[メンバー]
GK 上野
DF 佐藤(曽田) 長谷川 小場
MF 橋本(財満) 松岡 岸本
FW 古賀(廣岡)
廣岡コーチ
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