HFC交流試合(U−12)総評
ライフカップ(知事杯)の選手選考を兼ねて、本日の
交流試合に参加させてもらったわけですが、アップに
入る前に選手達には、「あいさつ」について厳しく注意
しました。
主催者であるHFCスタッフのみなさんへあいさつに
出向く姿があまりに締りがなく、またあいさつが蚊の鳴く
ような声で、見るからに形式的であったからです。
試合会場に到着したら、全ての仲間をリスペクト(敬意を
払い)し、ほとんどのチームの選手達がそうしてるように、
すれ違った人には、知っていても知っていなくても、元気な
声であいさつしてほしいと思います。
キャプテンの長谷川君、副キャプテンの松岡君・上野君には、
率先してみんなの模範となってくれるよう望みます。
また、いつも言っていることですが、自分の荷物はきちんと
整理し、きちんと並べましょう。今日も財満コーチが整理して
くれていましたが、何人かの選手は、自分の荷物すら整理できて
いませんでした。サッカーに限らず、普段から自分のことは
自分でやる習慣を身に付けましょう。
[試合前の確認事項]
○ 8月の「KAMAMOTO-CUP」で取り組んだように、味方がボールを
持った時には、すばやくサポートに入ろう。
○ 相手ボールになった時には、一番近くにいる選手がすぐにチェックに
入り、周りの選手はインターセプトを狙おう。
○ サイドの選手は、アタッキングサードに入った時は、取られてもいいので、
何度も何度も仕掛けよう。
○ 最後の最後まで諦めることなく、全員で声を掛け合って全力でプレーしよう。
[良かった点]
○ 直哉にボールが入った時に、全員がすばやく攻撃オンの状態になり、
いいポジションを取れるようなってきています。また、しっかりと
ゴール前に詰めたり、シュートのこぼれ玉を狙えるようになってきています。
○ 菊池君・前原君は、勇気を持って何度も何度も相手に仕掛け(チャレンジ)
ていました。止められても止められても仕掛けてくる選手は、相手に
とって嫌な存在になるので、これからもどんどん仕掛けましょう。
○ キッシーのGKは大きな武器となりました。相手に威圧感を与えるとともに、
長いボールが蹴れるので、相手のDFを下げることができ、何度もチャンスを
作ることができました。今後の活躍に大いに期待します。
○ 三家本君の視野の広さと展開力、前で勝負する守備・攻撃に出た時の突進力は
稲本選手のようで、今後が楽しみです。
○ 最後のワンプレーで追い付かれた第2試合での反省を活かし、最後の2試合を
勝ち切れたことは評価できます。
[改善していかなければならない点]
○ まだまだ静まりかえる時間帯が多い。間違っていてもいいので、お互いがどんどん
声を掛け合い、車の中のように「やかましい」くらいの雰囲気を作ってください。
キャプテン・副キャプテンは率先して大きな声を出そう。
○ ルーズボールへの寄せと予測が甘い。菊池君のように、ルーズボールに対して
全員が頭から先に触ることを徹底するとともに、周りの選手はしっかりと予測し、
セカンドボールを確実に拾ってください。
○ サイドの選手で、どうしても中に入って攻撃の幅をなくしてしまったり、動出しが
一歩遅れる選手がいるので、自分のプレーを思い出して、次に活かしてください。
またサイドの選手はしっかりと守備もしてください。
○ ボールコントロールに不安がある選手は、すばやく「いいポジション」と「いい姿勢」を
取って、余裕を持ってプレーするよう心掛けよう。次のプレーを決め打ちしたり、焦って
わざわざ敵を背負っている味方に無責任なパス(ホスピタルパス)を出しているようでは
ダメですよ。
○ ボールを持っている味方へのフォローがまだまだ不十分。またパスを出した後は、
間髪入れずに、次にパスを受けられる場所やスペースに動き出そう。
最後になりましたが、遠方まで応援に駆け付けてくださり、選手達のフォローをして
くださった保護者に方々、本当にありがとうございました。
廣岡コーチ
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