KAMAMOTO CUP 2012(第2日目結果)
2日目(最終日)も真夏らしい太陽が降り注ぐ中、残念ながら
決勝トーナメント進出はならなかったものの、Dグループ2位の
好成績(3勝1敗・勝点9)で大会を終えることができました。
応援に来ていただいた保護者のみなさん、水・氷の準備等、子供
たちのバックアップありがとうございました。
[第3戦]
枚方サンクラブ 0(0−1 0−1)2 EXE’90(大阪)
[メンバー]
GK 永田(大久保)
DF 上野(岸本) 長谷川
MF 三家本 菊池(曽田) 廣岡 財満
FW 松岡
決勝トーナメント進出を賭けた一番、GKには経験豊富な大弥を起用。
ミカをボランチに置いて、
バイタルエリアへのケアを試みることにしました。
前半開始間もなく、敵のサイド攻撃にマークを掴みきれないまま失点します。
しかし、直哉のキープ力と突破力を武器に反撃。何回か惜しいチャンスを
迎えるものの、相手GKの好セーブにあい、0−1で前半を終了。
後半からボーをGKに、大弥を右サイドに置き、ゴールを目指します。
一進一退の攻防が続きますが、一瞬の隙を突かれ、カウンターで痛恨の失点。
しかし、0−2になった後も、諦めることなく、必死で反撃。直哉も相手の厳しい
マークにあいながら懸命にゴールに迫ります。キッシーのあわやのFKもわずかに
枠を外れ、このまま試合終了のホイッスル。
敗れはしましたが、前線からの激しいプレスと失点を恐れて守備一辺倒になること
なく、堂々と打ち合った戦い方は、必ずこの後に生きてきます。
内容のある素晴らしいゲームでした。
[第4戦]
枚方サンクラブ 4(2−0 2−1)1 北鶴大成SC(大阪)
【得点】松岡3 曽田
[メンバー]
GK 大久保
DF 上野(岸本) 長谷川
MF 三家本(曽田) 廣岡 財満 永田(菊池)
FW 松岡
試合前に、今大会の戦い方のコンセプトである
「ボールを持った味方へのすばやいフォロー」
「相手ボールになった瞬間に厳しいチェック」を確認し合い、
予選リーグ最終戦に臨みました。
2分、9分に直哉がキレキレのドリブルで相手DFをなぎ倒し、
2−0とリードするのですが、スタメン全員がしっかりと攻守にしっかり連動し、
すばらしいゲームを展開します。特に前半終了間際に、
哲也のクサビの縦パスを、直哉が正確にポストプレーで落とし、
大河→ミカ→稔也→大河→直哉→・・・・・、ダイレクト・2タッチで何本
通ったかわからないくらい、見事なパスサッカーを見せてくれました。
後半は少し足が止まりましたが、直哉がハットトリックを達成、
直哉のシュートのこぼれ玉を詰めたヨシカツが4点目を決め、
相手の反撃をFKからの1点に押さえて4−1で快勝。
最高のピッチコンディションの中、2日間、子供たちは十分に楽しめたことでしょう。
また、強豪・古豪と戦っていく中で、こうすれば十分に渡り合えるという自信を
深めたことと思います。
直哉はこの2日間、チームの真のエースとしての働きを見せてくれました。
自らドリブル・シュートするだけでなく、前線からのチェック(守備)や、
左右に流れて味方に点を取らせたり、つぶれ役となって
攻撃の基点となったり、ようやくチームの「10番」になってくれたような気がします。
他の選手も、これまでの「直哉頼み一辺倒」から少し脱却できたかも知れません。
直哉にボールが入った瞬間にすばやく飛び出したり、フォローに入ったり、
攻撃のバリエーションを増やすことができていました。
8人制サッカーは8人全員が共通の意識を持ち、誰ひとりサボることなく、
連動して動くことが大切です。また、スペースがたくさんあるので、
すばやい判断で、攻守の切替を早くしなければなりません。
そのためには、ボールをしっかりとコントロールできる技術を身に付け、
常に周りを見ることができる姿勢になることを心掛けてください。
ファーストタッチに苦労しているようでは、必要以上にボールを見続けなければ
ならないため、頭は下を向いたまま(いわゆるヘッドダウン)の悪い姿勢となり、
味方の動きが見えないばかりか、敵が詰めてきているのもわからず、
ボールを失う大きな原因となります。
試合中、頭の回転を止めないことも重要です。身体は疲れますが、
頭はまず疲れません。
「いいポジションといい姿勢」
「試合中は常に頭を働かせる」
合宿では、このふたつは徹底的に鍛えますよ!!
コーチ廣岡
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