6年生リーグ戦・交流試合結果
勝てば一部残留の可能性があり、選手達にも
「とにかく勝つしかない。」と伝えて試合に
臨みましたが、前半2点のリードを、後半、
自分達の判断の甘さから同点に追い付かれ、
痛恨のドロー。
残念ながら、二部降格。一から出直しです。
[枚方一部リーグ(U−12)]
枚方サンクラブ[AC] 2(2−0 0−2) 2ミュートス
【得点】堂前 小場
【メンバー】
GK 曽田
DF 上野 長谷川
MF 財満 堂前 廣岡
FW 松岡 小場
前半開始から、前線からのプレスが利いて相手を押し込みます。
ディフェンスラインから相手ゴール前に放り込んだボールを
小場から陸と繋いで先制。かなりオフサイド気味のポジション
ではありましたが、ラッキーな先制点でした。
その直後、今度はゴール前の混戦から小場が技ありループで
2点目。
以降は、DFライン(上野・長谷川)とボランチ(陸)の
距離が開き過ぎたところを突かれ、かなり攻め込まれますが、
何とか2−0で前半を終えます。
後半からは、陸をCBにし、3バックシステムに変更して、
逃げ切りを図ります。直哉のシュートがバーを叩くなど、
惜しい場面もありましたが、なかなか3点目が奪えません。
徐々に足が止まりかけたところで、相手にFKを与えます。
FKでは今まで相当痛い目に逢ってますが、この日もその反省が
活かされません。壁に3人が立ち、明らかにゴール前の人数が
足りないのにも拘わらず、誰も人に付こうとせず、GK義勝が
弾いたボールを押し込まれ、1点を献上。
ストイコビッチ監督なら、「お前ら、算数もできないのか!!」と
怒鳴っているところです。
そして残りわずかとなったところで、またまた痛恨のミスが出ます。
相手のクリアボールを拾った陸が、FWが寄せてきているにも
拘わらず、ドリブルを選択。見事に掻っ攫われて万事休す。
「引分けだと二部降格」「1点リード」「残り時間わずか」「ピッチは
大雨で水が浮いた状態」など、しっかりと状況判断ができていれば、
もっと他の選択肢があったはずです。
先の全日に引続き、終了間際の失点は選手全員が猛反省しなければ
なりません。
「サッカーはミスのスポーツ。誰もミスしなければ、どのゲームも
0−0のつまらないものになってしまう。」(ミッシェル・プラティニ)
技術的なミスはサッカーにはつきものです。メッシだって香川だって
コントロールミスをします。
「ゲーム中のミスには2種類あり、ひとつはトラップミスやキックミス
などの技術的なミス。もうひとつは、周りが見えていなかったり、
状況を理解していない判断のミス。どんな名選手だって技術的なミスは
犯す。しかし、技術的なミスは許されても、判断を誤る選手は、プロの
選手としては使えない。」(ドラガン・ストイコビッチ)
普段の練習から、常に試合を想定し、しっかりと周りを見る練習。
足は止まっていても、頭(思考回路)は試合開始から試合終了まで
止めないことを心掛けてほしいと思います。
[トレーニングマッチ(20分1本)]
枚方サンクラブ[AC] 5−1 ミュートス
【得点】串馬2 松岡3
【メンバー】
GK 上野
DF 佐藤 堂前 橋本
MF 串馬 廣岡 長谷川(小場)
FW 松岡
相手が3試合目で、サブメンバー中心だったこと、そしてGKのミスに
助けられ、5−1とスコア的には大勝でしたが、この試合でも失点は
判断のミスから生まれました。GKから陸、陸から瑠偉へ繋いだボールを、
相手が詰めてきているにも拘わらず、GKへ無謀なバックパス。
このボールをコントロールしきれずに引っ掛けれて失点。このシーンは
アベニューの練習でもよく見られるシーンです。判断が遅いのと、ボールが
来る前から自分のプレーの選択肢をひとつに決めてしまっていることから、
相手に読まれてしまうものです。
こういうパスはサッカーの世界では、「ホスピタルパス」(病院送りのパス)と
呼ばれています。無責任なパスで相手にタックルのチャンスを与え、
そのタックルが元で味方が病院送りになることがあるからです。
今日は、幸い病院送りにはならずに単なる失点で済みましたが・・・
7月からの練習やゲームでの取組み方の変化を期待しています!!
廣岡コーチ
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