4人を大切にしてきたこと。
昨夜は、4人の6年生がチャレンジしてきたアベニューフットサル会場での
小学生として最後の練習日でした。松岡君と春田君がこのADに参加したのが
3年生の秋でした。当時は三年後を見越しての参加と言うことで、
サッカーに必要な技術及びスキルなど殆どない彼達をADに参加してもらったのには
理由がありました。同学年が退部していく中で、これから先のことを考えると
不安が結構付きまとうのでした。6年生には凄いプレイヤーが居て、
遼大君や古川君に蒼太君達がいて彼らは練習中でもケンカ腰に楽しむと言う、
プレーを続けていたので、この二人に目で見てもらうのも良い刺激になれば
良いかなあなんて思っていたのですが、刺激が強くなりすぎて怖がっていたのを
覚えています。しかしながら同学年での試合が組めないので試合となれば
上級生との試合しか組めないので、精神的に辛い時期を過ごすことになったわけです。
何とか仲間が増えれば良いのですが、そんな時に4年生の夏前に礒辺君と西林君が
入部してくれたので、本当に精神的にも楽になったのではと思っています。
クラブ創設以来初めての二人だけの6年生になる前に他のクラブに移籍した時に
基礎的なことだけでもしっかり身につけてもらえればと真剣に考えたのも事実でした。
礒辺君と西林君の凸凹コンビは実にチームを明るくしてくれたので、
試合に出れなくても雰囲気も良くて本当に楽しく切磋琢磨
出来たんじゃないでしょうか?・・・。6年生の夏を過ぎてから礒辺君、西林君が
要約頭角を現せる存在になってきたのにはスタッフ一同が驚きを隠せないでいます。
私達指導者は共通理解を深めて行くことに全力を上げようと必死でしたが、
お母さん方に随分と助けられ、6年生を暖かく見守って頂いた結果、
6年生レベルの試合にも堂々と戦えるまでになり、今では自信をもって
送り出せるまでに成長してくれたことが、指導をしていて最も嬉しかったことです。
ADの練習は確かに技術の習得を期待するのが一番なのですが、この学年は
特別の意味で繋がっているんだなあと思いました。
この学年を良い方向性に導いて下さった石本コーチには感謝しています。
サッカーを通じて成長して行く段階を静かに見守って頂いたお母さんお父さんにも
感謝致します。私達はこれからも、もっと上を目指してリスペクトしたいと考えております。
監督 横谷義信
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