高校サッカー・ベスト8をかけての3回戦
1月3日「火曜日」
会場:千葉県市原臨海スタジアム
試合会場まで新横浜から何と2時間30分もかかってしまって、JR五井の駅から
30分を走りぬいて競技場につくや否や試合開始のホイッスルで開始だったので、
心の準備不足でしたが、四日市中央工業相手なら胸を借りるつもりで挑めば
良いのだから、但し昨日のような試合をしていては大量失点を食らう確率が高いと
睨んでいました。しかしながら予想通りの立宇治の立ち上がりの凡ミスが続出で、
四中工のFWの仕掛けにバック陣が翻弄されている感じで、バーを2度も
たたかれるシュートを浴びせられるのを観て、10分も経過していないのに何点
取られるのかとも思いましたが、相手が的確に決めきれなかったことから
運のようなものも感じ始めました。30分には徹底的な決めなければならない
シュートシーンがあり、四中工の攻め疲れもあり前半は何とかドローで終わる。
後半に入り攻め方が判るようになると、しばらくは立宇治の攻撃がさえるようになり、
樋口君のドリブルで相手を揺さぶり始めてから好機が幾度も訪れるようになり、
先取点を奪った時に行けるのではと思い始めましたが、後半の30分過ぎから
守り始めてから集中力が切れ始めたときに、三連発のコーナーキックの最後に
グランダーのコーナーキックが功を奏して自殺点かと思えるほど混戦の中で
同点にされてしまう。時計を見れば40分を過ぎていました。終了のホイッスルと
同時に立宇治イレブンには苦手なPK戦が脳裏に浮かんだのでしょう?
しかしながら幻のPKやり直しには異論を唱えるも、高校サッカーでは良くあることなので、
運が四中工に傾いたのでした。でも、予想以上に良い試合でしたので私は満足ですが、
立宇治にとって後半の得点を上げなければならないシーンで決めきれないシーンが
3度もあり、選手には悔いが残ることでしょう。これは四日市中央工業にも
言えることなので互角の試合を戦ったということです。
玉田君、お疲れ様でした。
2試合目の市立舟橋高校と清水商業戦も楽しみでしたので、前半だけ観戦したのですが、
がっかりでした。清水の佐野君がケガで出場していなかったせいもあるのですが、
市立舟橋の攻撃はロングフィードのボールを放り込むばかりで、体格をフルに
生かした勝つためだけのサッカーに徹していたので、数年前のサッカーをビデオで
観ているようでした。個人的に上を目指すのは無理のような気がします。
監督 横谷 義信
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