Wカップ・アジア地区三次予選 「守るは弱いが護るは強い」
9月2日 埼玉スタジアム
日本 VS 北朝鮮
台風なさなかに、野田内閣閣僚が発表される度にテレビの上部に字幕スーパーで
教えてくれるのですが、残念ながら台風情報の方が多かったような気がするのですが・・?。
今日の初戦は、非常に難しく思っていましたが、これ程苦しむとは思いもよりませんでした。
ドイツでの香川の不評が気になっていただけに本田の欠場はかなり日本にとって
痛かったのではと感じています。今日の試合を面白くしたのは、何といっても
北朝鮮のGKの活躍でした。ケガとも受け取れる身体状況にも慌てることなく、
最後までやり続けた精神力には恐れ入りました。それに今までの北朝鮮の戦い方には、
ただただ守る!だけの試合展開だったのが、今日は護る!と言う文字が少し違って
かなり考えていた作戦でした。相手ディフェンスの裏を取らせない徹底的な守備が、
日本を苦しめた要因ではないかと思います。あの退場劇がなければ恐らく北朝鮮の
守備は崩れることがなかったように思えてならないのです。
ハーフナーが出てきたときには正直驚きましたが、ロスタイム5分の表示を見て
選手に行ける感覚が生まれたのではと思います。しかしながら、勝つということの
難しさを改めて選手が実感したのではと思っています。
監督 横谷 義信
|