「卒業」
例年のようにこの時期には、色々な「卒業」があり、
感慨深い日を迎えては新しい年度に心を宿らせている私達ですが、
人と会っている瞬間というものがどれだけ大切かと言うことが
少しだけ判りかけてきた年代に差し掛かってきたように思えるのです。
いつも当たり前のように会っている友人や職場の同僚とは、
今日この時が最後だという可能性も充分あるので今目の前にいるこの人と
話せるのが最後になったとしても悔やまないように生きてきたつもりでいます。
先日ですがクラブの卒業生の高校入試の合格の朗報を
風の便りに聞くことになったのですが、目標を自分で定めて一生懸命に頑張った
成果の賜物ではないかと思いました。
先輩方がカッコよく頑張っている雄姿を見聞きして、
自分も同じ境遇で挑戦してみたいと感じた瞬間に「猛勉強」したようですが、
素晴らしいことだと感じ入りました。今のこの時代は「良い大学」に入っても
将来を約束されることもないので、就職するための準備の専門学校まで
準備されている世の中で、果たして豊かな心が獲得できるのかどうか
疑問だらけのなかでの「卒業」ばかりが目に付いてしまうものです。
小学校を卒業される君達には「果てしない夢」が空いっぱいに
広がり始めていることと思うので、
まずは小さな目標から出発してほしいなと思っています。
6日の夜に文吾コーチの転勤送別会を行い、二次会の「カラオケ」で、
公志コーチが尾崎豊さんの「卒業」を絶唱してくれました。
なんと93点と言う最高得点をマークして会場を賑わしてくれました。
君達のお別れ会には、公志コーチから特別の歌詞がプレゼントされることでしょう。
お母さん方も宜しくお願い申し上げます。
監督 横谷 義信
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