ティアモ・カップに思う

１２・１３と連日のティアモカップが終わり、

6年生にとって楽しい日を過ごせたのではと思っています。

大会関係者の皆様方には深く感謝しております。

寒空の下で繰り広げられた子供達の笑顔と寂しさが入り混じっていく中で、

残り少ない子供たちの試合を噛みしめるように見入っておられた

親御さんの様子がとても印象に残っているのです。

私情を挟むようで申し訳ありませんが今日は母の一周忌でした。

思い浮かべますと私が社会人となってのデビュー戦に母が妹を連れて

初めて観戦に来てくれたのもこの日で、チョコレートを監督から母からだと

言うことで受け取ったことを微かに覚えています。

今思うと、まさかこの日が母の命日になるとは思いもよらぬこと・・・・・

しかしながらバレンタインデーなら忘れることもないだろうと神様に感謝したいと

思っています。生前に母がよく口にしていた「ハナミズキ」の歌詞を仏さんの前で

ついつい口ずさんでしまう今日この頃でした。

空を押し上げて　手を伸ばす君　五月のこと

どうかきてほしい　つぼみをあげよう　庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね

果てない夢がちゃんと終わりますように

君と好きな人が百年続きますように

夏は暑すぎて　僕から気持は重すぎて

一緒に渡るには　きっと船が沈んじゃう

どうぞゆきなさい　お先にゆきなさい

僕の我慢がいつか実を結び

果てない波がちゃんと止まりますように

君と好きな人が百年続きますように

ひらり蝶々を　追いかけて白い帆を揚げて

母の日になれば　ミズキの葉贈って下さい

待たなくてもいいよ

知らなくてもいいよ

薄紅色の可愛い君のね

果てない夢がちゃんと終わりますように

君と好きな人が百年続きますように

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　監督　　横谷　義信