第34期 「卒団」 さよなら試合
3月12日「土」 殿二小学校に於いて6年生とコーチ陣との間で
最後の試合を行いました。試合結果は、辛くもコーチ陣が1点をもぎ取って
6年生を追い出す形となったのですが、同じグランドで試合をして、
大差をつけて追い出してやろうと考えていたのですが、
思っていた以上に6年生が成長していることに今日初めて知ることになりました。
ピッチの外では子供達の最後の雄姿を目に焼き付けておこうとお母さんお父さんが、
静かに見守る中での珍プレーが続出したりで〜笑いの内に試合は終わったのですが、
6年生による佐久田コーチの胴上げは、少し重かったようでした。
最後に6年生全員で今日まで見守って頂いたお母さんお父さんへの挨拶で
締めくくることになりました。この学年は、さくらカップ優勝からスタートした訳ですが、
どれくらい上達してくれるのかを随分と親御さんは楽しみにしていたことと思われます。
それは私達コーチ陣も楽しみにしていましたが、
大会こそ優勝と言う文字を掲げることがありませんでしたが、
彼らはゆっくりゆっくりと成長するんだとなあと考えています。
まさにこれからだと思っています。
「6年生さよなら会」 牧野公民館
サッカー活動以外で6年生と戯れるのが最初で最後となりました。
井川君と塩足君のお母さんの進行で始まりましたが、
普段見ることの無い子供達の顔が見れるのもこの時なんです。
試合中では大きな声を張り上げることもない彼らでしたが、
今夜は緊張がとれたのでしょうか?これが本来の子供たちなんだと思いました。
子供たちは心のどこかで常に頼れる人を求めて生きて行くものですが、
中学生となる君達にこれから待っているものは、サッカーでも勉強に於いても
「磨き合う相手」を見つけてほしいということです。
これが監督からの君達に贈る最後の言葉とさせていただきます。
長きにわたってお世話頂いたお母さん方には心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
東北関東大震災で沢山の方がお亡くなりになった翌日の「お別れ会」でしたので、
複雑な心境で子供達と向かい合うことになり申し訳なく思っています。
この出来事が子供たちが大きくなって、俺達の卒団の前の日に東北で
大地震があったんや!って思いだすことと思います。
災害にあった多くの同級生の心に伝わるような、
正しいことが正しいと言える行動をしてほしいと思っています。
監督 横谷 義信
さくちんの胴上げです・・・。さくちんは写ってませんが・・・。
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