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大山合宿・語録

 

お疲れ様でした。

 

出発当初は名神の大山崎インターから名神に乗る予定だったのが、

淀川べりを走行中のバスの中から後幸橋の上を見上げた時に信じられない

車の込みように運転手と相談の上、急遽迂回して再び牧野に戻っての出発になりましたが、

予想以上に混み合って宿舎に到着したのが午後1時30分でしたが、

特別に気分が悪い子供達も出ずバスの旅を楽しめたようでした。

 

曇りの大山でしたが、それよりも天候不順のためにグランドが痛んでいたことが予想外でした。

芝生の生えているところが四隅のみとなりにけり状態で、土を踏んでみるとぬかるむばかりで

少しテンションが下がってしまいましたが子供達はそんなことお構いなしで

初日は小雨の中での練習を何とか楽しめましたが、あまりにも痛んでいるグランドを観て、

ナイター練習は取りやめにすることにしたのですが、

子供達のユニホームの洗濯に追いまくられた初日でした。

 

ニュースでは大雨のために土砂災害で亡くなられた方の報道が入り肝試しのコースも

変えることになりましたが、それなりに話の内容で恐怖感を味わっていただいたことと思います。

脅し役になってもらった中学生のみんなには違った楽しみ方を経験できて

良かったんじゃないかと考えています。オイネばあさんが皆にお逢いすることが出来なくて

寂しがっていましたよ!来年を楽しみにしているとのことでした「笑」。

 

SSCから三人の6年生が大山合宿を体験してくれましたが、

綺麗な芝生でサッカーが体験できなくて残念だったと思います。ですが、

これも思い出の一輪として君達の心の何処かに刻まれることと思います。

山香荘での寄せ書きには、ずっと君達の思いを寄せた言葉が残るので、

お父さんになった暁に覗きに行けば当事を振り返ることが出来ていいものですよ!

 

最終日も大雨で練習も出来ない状態でしたので、予定していた大山観光もミルクの里だけ

になりましたが、山から見下ろした日本海の風景は絶品でした。

この一瞬だけが晴れてくれたようでした。この合宿では運動量も少なく疲れも殆どない状態で

バスに乗り込んだせいかバスの中はずっと喋りぱなしの子供達でしたが、

良いコミニュケーションが取れたのではと思っています。

 

この合宿では、雨にもかかわらず子供達の様子をホームページに送って頂いた石本コーチには

お礼を申し上げます。ヤスコーチは童心に戻ってドロドロになりながら子供達とサッカーを

楽しんでもらって、本当にご苦労様でした。岩崎コーチは初めての大山合宿でしたが、

子供達から「お坊さん」みたいや・・?と親しまれていましたが、そのお坊さんには

生まれたての「赤ちゃんが居るんですよ!って言ったら信じてくれませんでした「笑」。

 

この宿舎には清風高校の陸上部が合宿に来ていましたが、彼達とは8年間ずっと同じ日に

合宿しているのですが、彼らも8年前はこの子供達のようにはしゃぎまわっていた

年代があるように、子供の成長と言うものは進んでいく段階がみなそれぞれ違うものですが、

この山香荘での「寄せ書き」には当事の子供達の様子が伺えて、

とても楽しくもあり大袈裟ですが歴史を刻んでいるようでもあるので、

一年に一度の此処での合宿は非常に意味のあるもので、

自分を振り返ってみる原点の場所でもあります。子供達が大人になって、

ふと振り返ってみることが出来る場所でもあります。マラソンランナーの「野口みずき」さんも

ここでの合宿生活を寄せ書きに示してあるように、私の出発点・・と書かれています。

「山香荘」には目には見えない不思議な力と優しさを備わった方達で運営されています。

君達も大人になって何かに想いふけることがあれば、此処に来れば良いと思います。

 

山香荘のみなさん、二泊三日間有り難うございました。

 

                                                                                        監督 横谷 義信

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