スポーツ少年団6年生の部 最終日 結果報告
12月14日「日曜日」 陸上競技場
準決勝 サンクラブ 5−0 スマイル
前半の戦い方を見る限り初日と変わらない意識の無い試合展開が続くのですが、
何とか1点を先取。後半になってポジションを変更してから動き出す。
バック陣はしっかりしているので得点を取られる心配がないので、
両ウイングからの攻撃が鍵になると見て、八木と山下からの攻撃が面白いように決まってくる。
しかし課題が満載である。決勝戦のYMにはヘッディングのスペシャルリストがいるので
何点取られるのか実に心配です。ゴールキーパーが自分から動こうとしないので
大量得点が予想される。
YMCA 3−0 KSC
予想通りにスペシャリストのプレーは冴えている。
これを抑えればと言っても抑えられないでしょう。
頼みは野村と中馬のコンビだけのような気がするが、
西長尾が完全に押さえ切れなかっただけに厳しいかもと思われるが、
何としても勝ちたい一戦です。
決勝戦
サンクラブ 1−1 YMCA
延長1−0
優勝おめでとう。前半のプレーを見る限り本当に良く勝てたものだと思う。
ボンプレーで先取点を奪われた時はこんな試合をやっていたら戦意がなくなると思い、
思い切ってゴールキーパーを遼大に代えてとにかく指揮を高めていこうと思い、
これがバック人陣を奮い立たせたようだ。
両ウイングにパスを通そうとして不正確なパスにポジション取りの悪さが重なり始めたので、
山下にドリブル突破の激を飛ばし、最初の突破で相手バック陣を揺さぶり
山下のセンターリングを八木が性格にゲットして同点になる。
終了間際のことだっただけに力が入る。延長戦に入りとにかくコーナーキックに
意識を集中させたかったが、この試合始めてのコーナーキックのチャンスがやってくる。
中馬の正確なコーナーキックに反応したのが八木だった。綺麗なヘディングシュートだった。
このメンバーで本当によく戦ってくれました。全員が出場できなくてごめんなさい。
AD以外のメンバーと一緒になっても優勝することが出来ることを証明したかった。
全員が出場しての優勝劇は特筆者だと思います。野村キャプテンが此処に来て
本当のキャプテンシーを出してくれたように大会を通じてもの凄く成長したのではと思います。
この大会でケガで戦列を長く離れていた八木君の決勝戦の2得点は私に取っても
彼に取っても忘れられない得点になることでしょう。遼大君もこの大会はケガで見学でしたが、
最後にゴールキーパーで出場できたことも良い経験になったことでしょう。
この大会のベストオブマッチは山下君の運動量に尽きるでしょう。ご苦労様でした。
<大会を終えて>
たくさんのお父さんお母さんの声援ありがとうございました。
小学生としての陸上競技場での最後の試合を観戦された親御さんにはきっと
思い出深い試合になったようです。勝負は時の運と言いますが、
本当にその通りだと思います。子ども達がピッチに立ったときの不安を
取り除いてくれたのがお父さんお母さんの目線だと思います。
この学年はかってない育ち方をしてきました。試合場には常に親御さんの姿があることで
子ども達が安心してサッカーができる。これは私が目指してきた子供たちのサッカーとは
かけ離れていましたが、あえて親御さんを言い方が良くないですが、
利用させていただいた訳です。これは小学生だからできたのですが、
もしジュニアユースがサンクラブに存在すれば進め方は違っていたでしょう。
でも私は一生に一度しか経験できない貴重な学年と楽しくサッカーが出来たこを
引き出しの中にしまっておきたいと考えています。有り難うございました。
監督 横谷 義信
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