大会を振り返って。
6月に始まった北河内予選から今日までの子供達の戦いぶりには、
色々な変化が伺うことができるのです。
まず北河内予選では攻撃を仕掛けるタイミングが遅くても点が楽に取れていたので、
準決勝戦での守口FCとの試合ではスピードに対処できずに終った感があった。
PK戦での敗退は、ますます選手自身が落ち込んでいくのを何とか食い止めるために、
私はPKで負けたくらいで「泣くな!」って言うように激を飛ばしました。
子供達は恐らくビックリしたことでしょう。
監督は怖い!・・・と言うイメージを再び与えてしまったようですが、猛省しています。
PK戦になればサンクラブは負けるんだから、PK戦にならないようにみんなで守る意識を持て!
とも言いましたが、これは子供達には伝わらないとも思ったのですが、
一人でも理解できる選手がいるかも知れないと考えて、
あえて難しい言葉で締めくくったんですが・・・・・?。
全日大会の初戦負けの眠れない夜は、二度と経験したくない私は、
何のためにADスクールを立ち上げてでも選手の育成をはかってきたのか、
いくら結果が全てじゃないとは言え精神的な弱さを隠せない子供達に
サッカーの楽しさだけを伝えるだけじゃ物足りない、
試合は負けたときに悔しさがあるはずだから、その気持ちを持ち続けるためにもADの練習では、
少しきつく言うことも仕方ないと決めました。
粘り強い子供達を育てるためには家庭環境や地域の風土も関係するのですが、
「本当にこれでいいのか」と言う考え方をベースに、
これからも自問自答しながら邁進したいと考えています。
中央大会での初日で1位通過したときに、内田君に聞きました。
よくやったなあ〜決勝トーナメントに行けただけでも良かったなあと聞くと、
すぐ返答が返って来ました。1位になりたい!
真面目な顔で言ってのけたのが本当になってしまって、
当人も驚いているんじゃないでしょうか。
いつも思うのですが、サンクラブのお父さんお母さんの応援マナーにも
金メダルを授与したいぐらいなんです。
この度の優勝の50%はご父兄方の暖かい眼差しが子供達を勇気ずけてくれた
大きな勝因だと思っています。
最後に、私達も子供達も主体性を築く基本となるのは、学校でもなくクラブでもなく、
「家庭教育」につきると思います。親が親として生きていけるように
子供達に背中を見てもらえる大人になりたいものです。
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